ダビデが祈り求めた平和への切なる願い

2024年9月18日(日)

午前10時からライブ配信をします。もちろんバイブルカフェもオープンしております。
おいしい珈琲がでますのでお気軽にご参加下さい。

 

今回は「ダビデが祈り求めた平和への切なる願い」というテーマでお話しさせていただきます。私たちは今年、戦後79年という節目を迎えていますが、戦争の悲惨な出来事やその犠牲を目の当たりにした方々の記憶が、時と共に少しずつ薄れていくことが危惧されています。それでも、私たちが平和の大切さを忘れず、次の世代にしっかりと伝えていくためには、このような機会を大切にし、過去を振り返りつつ、未来の平和を願う時間を持つことが重要です。

そのために、今日は聖書の中から、ダビデが神に祈り求めた平和への願いについて、一緒に考えてみたいと思います。彼の祈りを通じて、私たちもまた、どのようにして心の中に平和を育み、周りの人々と共に平和を築いていくべきかを考える機会としたいと思います。

 

聖書箇所は、詩篇72篇 です。


0、ソロモンのために

1、神よあなたのさばきを王にあなたの義を王の子に与えてください。

2、彼が義をもってあなたの民をさばきますように。公正をもってあなたの苦しむ民を。

3、山も丘も義によって民に平和をもたらしますように。

4、王が民の苦しむ者たちを弁護し貧しい者の子らを救い虐げる者どもを打ち砕きますように。

5、彼らが日と月の続くかぎり代々にわたってあなたを恐れますように。

6、王は牧草地に降る雨のように地を潤す夕立のように下って来ます。

7、彼の代に正しい者が栄え月がなくなるときまでも豊かな平和がありますように。

8、海から海に至るまで川から地の果てに至るまで王が統べ治めますように。

9、砂漠の民は王の前に膝をつき王の敵はちりをなめますように。

10、タルシシュと島々の王たちは貢ぎを納めシェバとセバの王たちは贈り物を献げます。

11、こうしてすべての王が彼にひれ伏しすべての国々が彼に仕えるでしょう。

12、それは王が叫び求める貧しい者や助ける人のない苦しむ者を救い出すからです。

13、王は弱い者や貧しい者をあわれみ貧しい者たちのいのちを救います。

14、虐げと暴虐から王は彼らのいのちを贖います。王の目には彼らの血は尊いのです。

15、どうか王が生き続け彼にシェバの黄金が献げられますように。王のためにいつも彼らが祈り絶えず王をほめたたえますように。

16、大地には穀物が豊かにあり山々の頂では実がレバノンのようにたわわに揺れ町の人々は地の草花のように咲き誇りますように。

17、王の名がとこしえに続きその名が日の照るかぎり増え広がりますように。人々が彼によって祝福されすべての国々が彼をほめたたえますように。

18、ほむべきかな神である主イスラエルの神。ただひとり奇しいみわざを行われる方。

19、とこしえにほむべきかなその栄光の御名。その栄光が全地に満ちあふれますように。アーメン、アーメン。

20、エッサイの子ダビデの祈りは終わった。

詩篇 72篇1~20節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


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