花嫁の友人

2024年6月30日(日)10時よりライブ配信を致します。

 

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アウトライン
①イントロダクション〜ヨハネの福音書について
・ヨハネの福音書の恵み
・前回の御言葉3:16を振り返る

②御言葉を深める
1,22〜24節 イエス様と弟子たち、洗礼者ヨハネの並行した伝道活動
①イエス様と弟子はユダヤの地でバプテスマを授け、洗礼者ヨハネはサリムに近いアイノンでバプテスマを授けた。つまり並行して別場所で伝道している。
②サリムの地がどこかは不明であるが、乾季で水場所を求めたのであればサマリヤの北東部がヨハネが移動した場所だと推測される。
③共観福音書=洗礼者ヨハネの投獄後にイエス様がガリラヤ伝道を開始している。
・30節のヨハネの証言を引き出す背景として、イエス様とヨハネの並行した伝道が記されている。
2,25〜30節 ヨハネの最後の証
①ヨハネの弟子たちとユダヤ人との間できよめについての論争が起こる。
②ヨハネの弟子としての喜び=多くの人から師匠が尊ばれること。
・大半のユダヤ人がイエス様のもとでバプテスマを受けることの焦燥感、不安と苛立ち。
③洗礼者ヨハネの最後の証(花婿の友人)が語られる。
・27節には2つの意味が表れている。1つ目は、弟子たちが師であるヨハネの名を高めたいと思うことへの警告。2つ目は、イエス様が神の子として権威を持っていることの告白である。
・洗礼者ヨハネは自分の召命を再度、弟子たちと確認している。ヨハネは荒野で叫ぶ者の『声』なのだ。
・29節で婚礼の場を準備する花婿の友人ヨハネ。婚礼の席ではメシアを引き立たせることで満足し、その役目を遂行したら静かに消えていくことで、ヨハネ自身の喜びは溢れたのである。
・30節、神の子の栄光がさらに示されて、『声』は過ぎ去る。
→28節~30節には「哀感」する人もいるかもしれない。だがヨハネにとっては喜びが満ち溢れていることは間違いない。つまり神さまの召しに生きることの喜びが優位に立っている。
3,31〜36節 ヨハネ1〜3章で語られた真理の要約
①ヨハネは地から出る者であって地の言葉でしか語れないが、イエス様は神の子で父である神の言葉を直接語ることのできるお方である。
②イエス・キリストの証し=イエスキリストの福音を信じ、バプテスマを受けるとき、私たちは永遠のいのちを得ることができる。
③神の子は天の父から一切の権威を授かっている。

③結び
・神さまの恵みによって喜び証していく生き方(宣証)へ。